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唾液検査って何?
こんにちは。
今日は当院で行っている唾液検査についてご紹介します。
むし歯がたくさんできて悩んでいる、歯磨きを頑張っているつもりなのに、むし歯ができてしまう、そんな方におすすめです!
むし歯になりやすい人となりにくい人では唾液が大きく関わっていることをご存じですか?
唾液の何種類かの検査をすることでむし歯になる原因がわかり、効果的な予防方法を知ることができます。
検査の種類は
① 唾液量・緩衝能検査
唾液の量を測定することで、「食べ物を早く洗い流す」「歯の質を強くする」「抗菌作用の働き」などの力が、どの程度あるかが分かります。また、緩衝能は食べた後に歯が溶けやすい酸性に傾いた環境から中性に戻す力を調べます。
② むし歯菌の検査(ミュータンス菌・ラクトバチラス菌)
ミュータンス菌は虫歯を引き起こす菌で、乳児期の1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間に感染しやすい菌です。歯に粘々したプラーク(歯垢)を作ります。また、糖類から酸を作ることで、お口の中が酸性に傾き歯を溶かす原因にもなります。
ラクトバチラス菌は虫歯を進行させる菌で、強い酸を作り、歯を溶かしていきます。むし歯の穴や、合っていない詰め物のすき間でむし歯を進行させます。
唾液を詳しく分析することで、ご自身の細菌の状態がよくわかり、将来のお口の状態が予測できます。一度、ご自身のお口の状態をお知りになって予防対策を立て、虫歯になりにくい口腔環境を目指していきましょう。