歯周精密検査について|西宮市・西宮北口駅近く|丁寧で親身な治療が受けられる歯医者|広川歯科医院

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歯周精密検査について

こんにちは。歯科衛生士の糸田です。

日に日に秋が深まって参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日は当院に来院された成人の患者様に、

歯科衛生士が行なっている

歯周精密検査について、お伝えしたいと思います。

患者様に歯周ポケットの検査を今まで受けた事がありますか?

とお聞きすると

「なにそれ?受けた事あるのかな〜?」

と言うお言葉をしばしば耳にします。

初めて来院された患者様にお聞きした際

「なにそれ?」

 

「やって貰ってたのかな〜?」

 

と言う言葉を聞きます。

 

さらに検診はこれまで行かれてたのか?

 

とお聞きすると…

 

他院で検診は定期的に受けていた。

との返答。

 

きっと歯周基本検査や、歯周精密検査を受けていたのだけど、サラッと流れてしまって、

何をされているのかあまり伝わってなかったのかもしれないな。

と思い

 

今回は当院で行っている歯周精密検査についてお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

歯周病の進行度を確認する為、とても重要な検査がこの歯茎の検査です。

 

各歯の歯周ポケットの深さをプローブと呼ばれる器具を用いて調べます。

 

これをプロービングといいます。

どんな事をするのか?

は、以前こちらのブログで
当院の歯科衛生士の小川さんが詳しく載せてくれてます。
(2022.04.18 歯茎の検査でわかること)

そちらにも、書かれてましたが

この歯茎の検査は

●歯茎の炎症の状態
●歯周病の進行度
●歯の形態
●歯石があるか

などを知るとても大切な検査です。

そしてこの検査には大きく分けて2種類あります。

●歯周基本検査
●歯周精密検査

です。

何が違うのかと言うと。

歯周基本検査は、1歯1点以上行い、歯周ポケットが深くなっている部位を探します。

そして、当院で成人の方に行なっている

歯周精密検査は、1歯4点以上の計測を基本とし、

当院においては

1歯に測定点を6点計測し、より精密に記録させていただいております。

その他にも

炎症(活動)部位…プロービング時の出血の有無を記録する。

排膿…プロービング時の膿の有無を記録する。

歯の動揺…Millerの歯の動揺度の分類を基本に行います。

歯周精密検査は、歯周ポケットの測定部位が増えた分だけ

歯を支えている骨(歯槽骨)の状態をより詳しく把握することができます。

また、レントゲンと照らし合わせることにより、歯茎の状態を立体的に把握することが出来ます。

歯周精密検査の結果を元に

歯を支えている骨(歯槽骨)がどのように吸収されているか

どの様な形をしているかを把握することができます。

そしてこの検査結果から、歯周病の進行度がわかり、

歯科衛生士が行うSRP(歯茎の中の歯の根っこの部分についた歯石を取ること)や

ドクターが行う歯周外科治療の目安になる、とても大切な検査です。

そして何より歯周病の進行具合を患者様にお伝えする上でも、とても重要な検査記録となります。

プロービング時 歯茎に炎症がある患者様には少し痛みを伴う場合があります。

健康な歯茎であればそれほど痛みは伴いません。

当院の歯科衛生士も、出来るだけ患者様に負担をかけないように、

こちらのプロービングに関しても、日々鍛錬しております。

 

 

来院された患者様のお口の中の現状を

出来るだけ詳しく

そしてより正確に記録し

治療に活かすと共に

患者様にしっかりと現状をお伝えして行きたいといます。

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