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糖尿病と歯周病
2024年6月より診療報酬改定がありました。これは、2年に1回保険診療の内容や点数について見直しがあるということなんです。
そこで、今回大きな話題の一つが糖尿病と歯周病です。
医科の分野も見直しされていて、「糖尿病の患者さんについては歯周病の診断と治療のため、歯科を標榜する保険医療機関への受診を促すこと」というのが新たに言われるようになりました。
だいぶ以前から言われていて、このようなポスターも作られてるくらい糖尿病と歯周病はすごく関係が深いんです。
お医者さんに歯医者へ行くことを促されることが増えるかもしれませんが、それは歯周病が進んでると血糖値に影響するからなんです。では、歯周病を改善させれば糖尿病にはどのような影響が現れるのでしょうか。
歯周病の状態が改善されると炎症が減って、炎症性物質が体内に放出されにくくなります。その結果、インスリンの働きを低下させる要因が減って、本来のインスリンの働きを少しずつ取り戻すことができます。つまり、内科での糖尿病の治療だけでなく、歯周病の治療を行うことで、糖尿病をさらに改善させることが可能になるということなんです。
当院は日本糖尿病協会登録歯科医も在籍しております。
お口の健康から全身の健康を考える歯科医院として、これからも様々な情報をお伝えしていきます。