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歯の痛みは虫歯とは限りません。
こんにちは、西宮市門戸厄神の広川歯科医院です。
歯が痛くなると、まず思い浮かぶのが「虫歯」でしょう。
しかし歯科医院で診察してもらっても虫歯になっていないと言われたら安心するいっぽう、この痛みは何なの?と不安に感じるでしょう。
虫歯ではない歯の痛みとは、いったい何が考えられるのでしょうか。
噛み合わせが合っていない
虫歯ではない歯の痛みの原因は、いくつか考えられます。
そのうちのひとつに「噛み合わせが合っていない」ことが考えられます。詰め物や被せ物といった人工物をお口の中に装着した際、微妙な噛み合わせのズレが生じることがあります。
以前作製した被せ物が歯軋りなどの影響で噛み合わせに変化が起こることもあります。
歯軋りなどの悪癖
就寝中や日中に、無意識に歯軋りをしてしまっている場合、起きたときに歯の痛みや顎の痛みを感じることがあります。特に就寝中の歯軋りは気付かず朝までぐっすりと眠っていることでしょう。歯軋りは歯に大きなダメージが加わってしまいます。そのため歯が欠けてしまったり、前歯の白い被せ物が欠けて下の金属が見えてしまうことがあります。それほど歯軋りは大きな力がかかるのです。無意識に強く噛み締めていたり、ギリギリと歯と歯をこすり合わせていると、歯や顎に痛みやだるさを感じることがあります。
歯ぐきの痛み
歯が痛いと思っていたら、実は歯ぐきの痛みだったということもめずらしくありません。歯ぐきが腫れてズキズキ痛むと、歯が痛いのか歯ぐきが痛いのかわからないこともあります。特に親知らずが半分しか生えておらず、親知らずの周りの歯ぐきに汚れが溜まったり、細菌が繁殖してしまうと腫れて痛みを伴います。
痛みを感じたら我慢せずに受診しましょう
歯の痛みは放置しておいて改善することはあまりありません。
虫歯は自然治癒することはなく、放置すると悪化するいっぽうです。
歯の痛みは知覚過敏など一過性の痛みの場合もあれば、噛み合わせが合っていないことによる痛みの場合もあります。
歯に痛みを感じたら我慢せず、早めに歯科医院を受診するようにして下さい。また定期検診の際に原因となる症状を発見することもありますので、定期検診を受けることをお勧めします。