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虫歯と歯周病の違いって??
こんにちは、西宮市門戸厄神の広川歯科医院です。
一気に寒さが増しましたね。
歯が痛いとき、虫歯?と思うことはあると思います。
どちらも痛みを伴いますし、放っておくと病状が悪化し、最後には歯を失ってしまいます。
では同じ歯を失う可能性がある虫歯と歯周病は、どのような違いがあるのでしょうか。
虫歯と歯周病の大きな違いとは?
虫歯も歯周病も、細菌感染によって起きる感染症です。その違いをわかりやすく言うと、虫歯は歯が溶ける病気、歯周病は歯を支える歯ぐきなどに炎症が起こる病気です。
虫歯も歯周病も、放置してはいけません
虫歯と歯周病は、歯を失う二大原因です。
虫歯は歯の表面が少しだけ溶けて白く濁っている状態なら、歯を削らずにフッ素塗布などで様子を見る場合がありますが、歯の表面に穴が開いてしまうと、自然治癒は見込めません。虫歯菌によってどんどん穴が深くなり、痛みが出てきます。
歯周病は、歯周病手前の歯肉炎なら、適切なブラッシングで改善が可能です。
しかしそのままにしておくと歯周ポケットが深くなって歯周病菌が繁殖します。
歯周病は歯ぐきや歯槽骨といった、歯を支える組織が影響を受けます。
そのまま放置しておくとどんどん症状が悪化し、歯がグラグラになってしまいます。
歯周病が進行しているサインについては、下記の記事でもご紹介しています。
虫歯も歯周病も、適切な治療が必要です。
進行により歯を失う恐れがあるため、歯が痛い、歯ぐきが腫れて血が出る
というような症状が見られる場合、早めに歯科医院を受診してください。
また歯を失わないためにも、定期的に予防のための治療を受けることがとても大切です。
ぜひ定期検診にお越しください。
インフルエンザや風邪など流行っていますので、体調には充分にお気を付けください。