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治療について
あまり削らない審美治療のダイレクトボンディング治療
西宮市の広川歯科医院院長の廣川です。海の日の今日梅雨が明けたみたいで、ものすごく暑かったです。
今年も暑いみたいですので、体調管理は気をつけていきましょう。
海の日でしたが、私は緑を見に行きました。
さて、先週土曜日を臨時休診させていただいて、さらに日曜日と2日間
ダイレクトボンディングセミナーを受講していました。
今回は、特に前歯の形や色の再現また長持ちする秘訣について学ぶことができました。
ダイレクトボンディング治療とは、数種類の特殊な樹脂を直接お口の中で盛りつけていき、天然歯のような自然な色や形を再現する治療法です。
また、マイクロスコープ、拡大鏡、特殊な研磨用の機材、ラバーダムなど様々な器具を利用した精密治療になります。
ダイレクトボンディング治療のメリットとデメリットは?
メリットは、セラミックによる被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)に比べて、歯を削る量を抑えることができます。
また、直接お口の中で行うので治療期間も短いです。
一方、デメリットは、歯並びの改善など今ある状態を極端に変えることは出来ません。
ダイレクトボンディング治療と保険診療の詰め物との違いは?
ダイレクトボンディング治療は、自由診療で行う審美的、機能的な治療です。使う材料が保険制度では認められていません。
従来の保険治療で行う詰め物は、保険制度で決められた色があります。自然な色に近づけるためにはどうしても限界があります。
また、保険制度は、疾患があって行える治療ですので、審美目的では行うことが出来ません。例えば、歯と歯の隙間を埋めたいなどです。
そのため、審美的で機能的で長持ちするためにダイレクトボンディング治療というのが出てきました。
ダイレクトボンディング治療を選ばれることは、今ある最良の材料をより精密な治療にて行うことが出来ますので、予後も定期的なメンテナンスを受けていただければ、従来の詰め物より長持ちします。
詰め物の色が合わない、歯と歯の間を矯正でなく詰め物でなんとかしたなど、気軽にご相談ください。
歯の状態によっては行うことが難しいこともありますが、その状況にあった最良の方法を提案させていただきます。