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レーザー治療 子供の虫歯編
早いものであっという間に、10月も半ばとなりました。
季節もすっかり秋へと変わりましたね。
今回は、レーザー治療をご紹介します。
こちらが当院のレーザーです。
元々は違うレーザーの機械がありましたが、今年の1月に新しく導入されました。
当院でレーザーを用いてよく処置させて頂くのは、神経を残すために無麻酔で虫歯治療をしたり、歯周病で歯肉から膿が出ていたり、炎症が強く歯肉が腫れている時などです。
今回治療を受けたのは小学6年生の女の子、12歳臼歯の萌出に親御さんもご本人も気付かぬまま、定期検診でごく初期の虫歯になっていると診断されました。
ずっと乳歯の頃から頑張って虫歯ゼロで過ごして来た事、永久歯という事もあり何とか削る治療は避けたいと強い希望があった為、レーザーにて治療をする事となりました。
見た目は明らかな虫歯ではないのですが、細かい溝の中で歯の質が柔らかくなりかけています。レーザー診断すると少し虫歯の進行が認められました。
実は萌出したての永久歯は幼若永久歯と呼ばれ、長年唾液や食物にさらされて抵抗力のある成人の歯と比べると虫歯に罹りやすいのです。
元来虫歯治療といえば、皆さんもご存知のヤスリの様なバーを付けて高速で回転する、タービンやエンジンという機械でキーンと削って虫歯を除去していました。
あの音が苦手とおっしゃる患者様、多いなではないでしょうか…
レーザーでは虫歯を瞬間的な高熱で蒸散(蒸発)させる事が出来ます。
ちなみにレーザー治療を受けた感想は、「友達が虫歯は痛いと言ってたから怖いかなと思ってたけど、面白かった」そうです^ ^
虫歯治療が面白いと言ってもらえるなんて、なかなかない経験でこちらも嬉しくなりました。