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歯科助手講習会へ③(完)
西宮市 広川歯科医院の佃です。
街中に運動会準備の声が元気に響いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日兵庫県歯科医師会主催の講習会③(完)へ行ってきました。
今回の受講内容は、予防歯科、保険事務、レセプト請求業務、矯正歯科について安心・安全な治療という観点で学んで参りました。
予防歯科・・・最近よく聞かれるようになりましたが、一昔前、いや、今でも歯医者さんへは痛くなってから行くものと考えられてきました。
悪くなって治療をする事を繰り返していると、高齢になって残存歯が少なくなり生活の質が下がってしまうという事が日本でも定着しつつあります。
むし歯になってから治療する・・・ではなく、
なる前の予防を大切にすること・・・
定期的な検診でプロケア(口腔状態の把握に基づきクリーニングやメンテナンス、ブラッシング指導)を行い、セルフケア向上に導く。
それが予防歯科です。
歯ブラシの選び方から、磨き方、間食のとり方や補助的清掃道具使用方法の提示
定期的に検診を行う事で、将来の患者様の生活の質向上を計ります。
口全体の歯垢100%にたいして、歯ブラシのみ使用の場合の除去率をご存じでしょうか?
58%だそうです。
もう少し取れている気がしませんか?
実は、半分強しかとれてません。
あと42%の歯垢はどこにあるのか??
歯と歯の間です。
そこで有効なのは、デンタルフロスや歯間ブラシです。併用での除去率は95%まであがります。
患者様の将来の生活の質向上にむけ、私達歯科助手も日々精進してまいります。