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学校健診で「問題なし」でも、子どもの歯並びが気になったら|西宮市の歯科が解説
6月の検診シーズンが過ぎると、こんな相談がぽつぽつ増えます。
「学校では何も言われなかったんです。でも、なんだか歯並びが気になって」
🌱 気になったら、それが相談どき
前歯の重なり、少し出ている前歯、テレビを見ているときの開いたお口——毎日見ているご家族だからこそ気づけるサインです。学校健診で指摘がなくても、気になったことを相談していけない理由はありません。その「なんとなく気になる」が、ちょうどよい相談のきっかけになります。
検診の紙の記号の読み方は、別の記事(学校の歯科検診の紙をもらったら?CO・GO・記号の意味)にまとめています。このページでは、「問題なし」でも気になったときに見てほしいことをお伝えします。
学校健診で「問題なし」なら、歯並びは大丈夫?
学校健診は、お口の健康を確かめる大切な機会です。ただ、これは短い時間でのスクリーニング(ふるい分け)で、歯並び・噛み合わせ・顎の成長・口の癖まで細かく見る場ではありません。
だから、「学校で何も言われなかった=絶対に大丈夫」と考えるより、「気になるサインがあるなら、一度確認しておく」くらいがちょうどいい距離感です。
確認したからといって、すぐ矯正が始まるわけではありません。診察の結果、しばらく様子を見ましょうとご案内することもあれば、検査や治療をご提案する場合もあります。
家庭で気づける、歯並びのサイン
お子さんのお口で、こんな様子はありませんか。気づいたものがあれば、メモしておいて相談のときに見せてください。
歯の並び・前歯
- 前歯が重なって生えている/永久歯が斜めに出てきた
- 上の前歯が前に出ている(出っ歯のように見える)
- 下の前歯が上より前に出ている(受け口のように見える)
- 歯が並ぶスペースが足りなさそう
噛み合わせ
- 奥歯で噛んだとき、前歯が噛み合わない
- 噛むと下の前歯がほとんど見えない
- 左右どちらかに顎がずれて見える/片側ばかりで噛んでいる
口の使い方
- 日中も寝ているときも、口がぽかんと開いている
- 口呼吸・いびき・唇の乾き・鼻づまりが気になる
- 食べるのが遅い/発音が少し気になる/舌が前に出る癖
生え変わりの時期は、一時的に歯並びが乱れて見えることもあります。ですから、ひとつ当てはまったから即治療、という話ではありません。ただ、歯並び・噛み合わせ・顎の成長をまとめて確認したいサインではあります。
「口ぽかん」や口呼吸も、歯並びと一緒に見たい
歯は、舌・唇・頬の力のバランスの中に並んでいます。だから歯並びを考えるとき、歯そのものだけでなく、口の使い方も一緒に見ます。
たとえば口がいつも開いている、口呼吸が続いている、舌の位置が低い。こうした状態は、歯並びや噛み合わせと関係することがあります。
ただ、ここは誤解されやすいところです。「口呼吸だから歯並びが悪くなる」という単純な話ではありません。 鼻づまりやアレルギー、扁桃・アデノイド、姿勢、口まわりの筋肉、顎の形——いくつもの要素が絡みます。とくに、強いいびきや、寝ているときに息が止まるような様子、日中の強い眠気があるときは、小児科・耳鼻咽喉科での評価も大切です。当院では歯並び・噛み合わせ・口の使い方の面から確認し、必要に応じて耳鼻咽喉科などへの相談もご提案します。
相談に行くと、すぐ矯正をすすめられませんか?
これは、相談をためらういちばんの理由かもしれません。正直にお答えします。
小児矯正の相談は、治療を始めるためだけのものではありません。 最初の相談で確認するのは、たとえばこんなことです。
- 今の歯並びは、成長の途中として様子を見てよいのか
- これからどんな変化が起きそうか/いつ頃もう一度見るとよいか
- 口呼吸や舌の癖など、家庭で気をつけられることはあるか
- もし治療が必要なら、どんな選択肢・期間・費用になりそうか
実際、診察のうえで経過観察をご案内することもよくあります。一方で、成長期の今だからこそ早めに見ておきたい噛み合わせもあります。だから大切なのは「今すぐ始めるか」ではなく、まず今の状態を知ることです。
小児矯正は自由診療です。費用の考え方は 小児矯正の費用はいくら?相場に幅がある理由と当院の料金、治療内容や主なリスクは 小児歯科・小児矯正のページ をご確認ください。
夏休みは、相談しやすい季節です
歯並びが気になっていても、学校や習い事、お仕事、きょうだいの予定で、つい後回しになりがちです。その点、夏休みは予定を合わせやすい時期。初回相談を受けて、必要なら検査をして、2学期からの見通しを聞いておく——それくらいの気持ちで十分です。
🦷 まずは一度、確認だけでも
夏休み中にすべてを決める必要はありません。初回相談を受けて、必要なら検査をして、2学期からの見通しを聞いておく——それくらいの気持ちで十分です。一度確認しておくと、秋からあわてずに考えられます。
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🌱 「少し気になる」その段階で、どうぞ
何かを始めるためでなくて構いません。お子さんのお口が今どんなふうに育っているか——心配なところを持って、一緒に見るところから始めましょう。
広川歯科医院|西宮市・門戸厄神駅 徒歩30秒|相談・カウンセリングだけでも歓迎です
よくある質問
Q. 学校健診で問題なしでも、矯正の相談に行っていいですか?
はい。学校健診は短時間のスクリーニングで、歯並びや顎の成長まで詳しく見る場ではありません。気になるサインがあれば、相談していただいて大丈夫です。相談=すぐ治療ではなく、診察のうえで経過観察をご案内することもよくあります。
Q. 子どもの「口ぽかん」は歯並びに関係しますか?
関係することがあります。歯は舌・唇・頬の力のバランスの中に並ぶため、口がいつも開いている・口呼吸が続いている状態は、歯並びと一緒に確認したいサインです。ただし原因は鼻づまりや筋肉など様々で、必要に応じて耳鼻咽喉科での相談もご提案します。
Q. 小児矯正の相談はいつ行くのがよいですか?
決まった「正解の年齢」はなく、気になったときが相談どきです。生え変わりや顎の成長のタイミングで見ておきたいこともあるため、夏休みなど予定を合わせやすい時期に一度確認しておくと、その後の見通しを立てやすくなります。
この記事は、西宮市・門戸厄神の広川歯科医院がお届けしています。お伝えしているのは一般的な情報で、実際の診断やご提案は、お子さんを診せていただいたうえで一人ひとりに合わせてご案内します。効果や経過には個人差があります。

(8/3より「門戸厄神 ひろかわファミリー歯科・矯正歯科」へ改称)
院長・歯科医師
Masayuki Hirokawa / DDS PhD
- 略歴
- 兵庫県西宮市出身。2003年大阪歯科大学歯学部卒業後、大阪大学大学院歯科補綴第一講座にて博士課程修了(歯学博士)。2011年より広川歯科医院院長に就任。
- 専門分野
- 補綴治療/インプラント/咬み合わせ治療/精密根管治療/予防歯科・歯周病治療/ブルーラジカル/メタルフリー治療/小児矯正・マウスピース矯正/口腔機能療法/訪問歯科診療
- 所属学会・グループ
- 日本歯科補綴学会/日本臨床歯周病学会/日本顎咬合学会/日本糖尿病協会(登録歯科医)/日本レーザー歯学会/POIC研究会/IAOMT-Asia ほか
- 診療方針
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「治療を繰り返さない口をつくること」を診療の根本に、削らない・神経を残す・予防とメンテナンスを通じて患者さん一人ひとりの「健康でありたい」という想いを支えています。
※本記事は院長が内容確認を行っています。 - 患者様へのメッセージ
- 1978年の開院以来、門戸厄神駅前で地域のかかりつけ歯科として診療を続けています。「これでいいのかな」と感じたときが、一番良いタイミングです。一緒に考えましょう


